ゴムクローラー JUKO.IN

●社外品ゴムクローラーは大きく分類して6種類あります!

さまざまなジャンルの機械の足回りとしてゴムクローラーが採用されています。ここでは社外品としてご用意しているゴムクローラーを紹介します。

 

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1.建設機械用ゴムクローラー

こちらはパワーショベルまたはバックホーと言われる建設機械の足回りとしてゴムクローラーが採用されています。また建設機械ではクローラーダンプ(キャリアダンプ)にも装着されます。産業機械ではカニクレーンにもゴムクローラーが採用されています。機械のサイズが大型になるにつれてゴムクローラーの幅も広いタイプが設定されています。

 

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2.コンバイン用ゴムローラー

稲刈り時期に畑で活躍する機械がコンバインです。コンバインには排土性能が求められるため、社外品のゴムクローラーでも同じサイズでラグパターンが何種類か用意されている場合や排土性能を高めた片梯子のタイプもご用意している場合があります。サイズによってですが、ぬかるんだ土壌でもゴムクローラーの駆動力を向上させるためにハイラグタイプというラグの高さをあえて高くしていているゴムクローラーもあります。特にラグに指定がない場合は今現在装着されているラグパターンを確認し、現状に近いラグパターンを選択することをおすすめします。

 

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3.トラクタ用ゴムクローラー

ラクターの足回りにゴムクローラーが装着されているのがトラクタークローラーです。農業機械メーカーのクボタではパワクロの名で機械をラインナップしています。社外品のゴムクローラーでも同じサイズでラグパターンが何種類か用意されている場合や排土性能を高めた片梯子のタイプもご用意している場合があります。

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4.運搬車用ゴムクローラー

運搬車両にもゴムクローラーが採用されています。運搬車用はサイズによってラグパターンが設計されており、コンバイン用ゴムクローラーの様にラグパターンは選択できません。運搬車には小型から大型に合わせたサイズラインナップが数多くありますので現在装着しているサイズと同じゴムクローラーを選択する必要があります。

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5.草刈り機(ハンマーナイフモア)ゴムクローラー

草刈り機専用ハンマーナイフモア用のゴムクローラーも社外品でご用意しております。

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6.除雪機用ゴムクローラー

小型から大型の除雪機械にもゴムクローラーが装着されています。車両のスタッドレスタイヤ同様に、雪上を走行できるように除雪機用ゴムクローラーはグリップ力を考慮された除雪機用のラグパターン設計となっています。除雪機用には芯金有りのゴムクローラーと芯金レス(芯金無し)のゴムクローラーの2種類があり、小型除雪機械には芯金レスが使用されているケースが多いです。ご注文する際には芯金有りか無しかを確認します。見分ける方法はゴムクローラー中心部分に穴が開いているのが芯金有り、中心部に穴がないゴムクローラーは芯金レスタイプとなります。

 

 

●ゴムクローラーを購入前にサイズ確認が非常に重要です。

機械に適合したゴムクローラーを購入する為にはゴムクローラーのサイズをしっかり確認する必要があります。サイズとは、幅、ピッチ、リンク数を言います。こちらのサイズ情報が非常に重要です。万が一サイズを間違えてしまうと機械に装着出来ない、最悪機械を損傷してしまうなどの事態を起こしかねません。幅とはゴムクローラー上から見た右端から左端までの長さ、ピッチとは芯金の中心部から隣の芯金の中心部までの長さ、リンク数(駒数)とは芯金一周分の数(片側分)となります。

 

サイズを調べるために方法は2通りあります。まずは1つ目はゴムクローラーの刻印ををチェックする。2つ目は実際にゴムクローラー計測することです。

 

 

●ゴムクローラーの刻印場所の確認方法

 各種ゴムクローラーの内側に必ずサイズ刻印があります。刻印はサイズ以外にメーカー品番や管理番号なども刻印されている場合がありますので注意が必要です。少しでも心配な場合は計測をおすすめします。ちなみに下記の画像のサイズ情報は(幅360mm、79ピッチ、38リンク)となります。

 

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 ●ゴムクローラーを計測する場合の方法

※ゴムクローラーの計測方法する際はメジャーをご用意ください。

①幅を計測します。ゴムクローラー上から見た右端から左端までの長さを計測して下さい(画像参照)

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②ピッチを計測します。芯金の中心部から隣の芯金の中心部までの長さ、リンク数(駒数)とは芯金一周分の数(片側分)となります(画像参照)

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④リンク数をゴムクローラー1周分を数えてください(画像参照)

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③の計測はコンバインの場合のみとなります。芯金の中心部から隣の芯金の中心部までの長さを計測して下さい(コンバインに限り幅広タイプ、スタンダードタイプ2種類があります。mm単位で計測して下さい)

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●ゴムクローラーのメンテナンス方法やおすすめの保管方法は!?

ゴムクローラーは使用後のメンテナンスや正しい保管方法で長寿命に使用することが可能です。ゴムクローラーは非常に高価ですからなるべく長く使用したいのが本音です。出来る限り長く使用できるようにメンテナンスしながら正しい保管をすることが大事です!!

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機械の使用を終えた際には高圧洗浄機でしっかりと泥や油などの汚れを落とします。ゴムクローラーは水や油などが長期間付着することで劣化しますのでまずは汚れを落とし、雨が当たらない場所、水気がない所、湿度が溜まらないような場所への保管をおすすめします。また、紫外線はゴムの劣化を早めゴムの硬化やひび割れを起こしてしまいます。日陰になる建屋の中での保管をおすすめします。

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●ゴムクローラーの交換時期は?

ゴムクローラーは消耗品ですので摩耗、経年劣化もしてきます。劣化は通常のゴム同様に硬くなり、表面上にひびが見られてきます。交換時期は機械の使用状況、使用場所によって変化するのが現状です。特に建設機械は機械を使用する路面の状況によって傷み具合は全然違ってきます。粗々しい現場での作業は特にゴムを痛めてしまいます。コンバインも石が混ざった土壌では同様に痛めてしまうケースも多く見受けられます。経年劣化だけではなく石や物的による引っ掛けによるゴムの亀裂や断裂によって交換時期を早めてしまう場合もしばしばあります。しかし、ゴムクローラーは切れてしまってからは機械は動かせないので要注意です(業者に頼む場合、機械が動かせない等の条件によっては通常料金よりも出張料金や作業料金が高くつく場合があります)ゴムの硬化、ひび、亀裂などが見られたら断裂してしまう前に早期に交換しましょう!!

 

 

 ●純正品質と社外品品質のゴムクローラーの違いについて

建設機械用、コンバイン用、運搬用、除雪機のゴムクローラーで主流となっているのは『社外品ゴムクローラー』ですが、一番気になるのは品質や耐久性だと思います。新車には純正品が装着されていたが、ゴムクローラーの買い替え時期で社外品を検討しているけど本当に社外品の品質は大丈夫?等と社外品を使ったことが無い方は間違いなくそう思うはずです。近年社外品ゴムクローラーを採用する農家の方々や組合が多くなっているのは事実です。使用経験者からは社外品のゴムクローラーは純正品と比べても価格は約半分以下、品質は純正品と遜色なく品質が良いという評価が広まり、年々新規ユーザーも増え、あらゆる機械に装着する社外品ゴムクローラーの売上は右肩上がりだそうです。私どもJUKO.INも全国へ社外品ゴムクローラーを数カ月で数100本以上販売しておりますがクレームはほとんどありません。私どもも社外品は安心して販売しております。社外品ゴムクローラーは純正品ゴムクローラーと同等の品質、耐久性でご使用頂けます!!

 

こちらの記事は八戸重工商事/オンラインショップJUKO.INで製作しております。

ゴムクローラーで分からないことが御座いましたらお気軽にお問合せお待ちしております。

 

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